• 園日記

『ごんぎつね』の絵本を読んで…

 うめ(年長)組のお友だちが、『ごんぎつね』(作:新美 南吉)の絵本を先生と一緒に読みました。悲しい結末に「ごめんねと言えばよかったのにね…」と、いつも元気な子どもたちもしんみりとしていました。

 ☆『ごんぎつね』のストーリー
 いたずらばかりする、ひとりぼっちのごんぎつね。ある日ごんは出来心で、村人の兵十(ひょうじゅう)が捕まえた魚やうなぎを逃がします。しかし、兵十の母の死をきっかけに、ごんはいたずらを後悔し、償いの気持ちから兵十の家に毎日栗などの食べ物を届けるのです。ある日ごんが家の中に入っていくのを見かけた兵十は、火縄銃でごんを撃ちます。そして土間に置かれた栗を見て、食べ物を毎日届けてくれていたのがごんだと気づくのでした。

 うめ組・ゆり(年中)組のお友だちが、絵本に出てくる栗の木と彼岸花を芝生広場へ見に行きました☆「花火みたいできれいなお花だね♪」「とげとげしてて痛そう…。」と観察をしていたみんな。栗のイガ剥きでは3つ並んでいる栗を見て、「3人家族だったよ☆」とお話しながら、上手に足を使って剥いていましたよ☆